2010-11-03

京北ふるさとまつり2010 ご報告

 数日来あまり陽がささずどうなることかと心配していましたが,京北ふるさとまつり当日は朝早くから快晴!これで一安心と思いきや,そう上手くはいかないもの.スタッフは9時頃から準備にかかりましたが,風が強いのなんの.葉枯らし乾燥などの解説パネルは貼るそばから剥がれ,資料は吹き飛ばされ….でも,そこはスタッフみなさんの機転とご協力により,お客さまが増えてこられる頃にはちゃんと店開きができました.

大人気♪“つみ木コーナー”
 今回,京北の木で家をつくろうネットワーク(以下,京北の木ネット)は森と住まい百年の会杣人工房(中京区)艸風館と一緒に,一つのテントでの出展です.京北の木ネットではパネル展示と“木工体験コーナー(ペン立てづくり)”を,森と住まい百年の会では“つみ木コーナー”と“樹種当てクイズ”を用意いたしました.

 我々のテントの位置はステージから程近く,最初は周囲が賑やかな割にはテントに寄って下さる方は少なめでしたが,一段落するにしたがい少しずつお客さまが来て下さいました.一番人気は“つみ木コーナー”です.ほかには遊べるテントが少なかったこともあり,スギの縁甲板でつくったコーナーの上は子どもたちでいっぱい.中には自分の背丈を越えてつみ木を積んでいる子どももいました.つみ木に少し飽きると,木工体験用の半割丸太の上を素足で歩いて渡ろうとする子どもたちもいます. やがて,ペン立てづくりの方にもお客さまが来てくださるようになりました.ただこちらは,子どもは物怖じをして,大人の方が積極的な様子でした.コーナーの作り方が悪いのか,子どもたちがあまりに木工に親しみがないのか….来年は一工夫が必要なようです.それでもひとたび始めたら一生懸命.みんな思い思いのペン立てをつくっていました.ここでの子どもたちの体験が,将来,少しでも樹を思い,山を想う気持ちにつながってくれたら嬉しいことです.

 意外に面白かったのは“樹種当てクイズ”.幅10センチ長さ45センチ厚さ1センチくらいの板を見て,触って何の木か当てるという素朴なクイズです.多くの一般のがも楽しんで答えて下さいましたが,京北という場所柄もあり,山や木の仕事をなさっている方が本気で考えておられました.そのため,正答率がとても高かったように思いました.さすがにみなさんプロです.もう少し難しいヴァージョンがあっても,面白いかもしれません.



 “京北ふるさとまつり2010”は関係者のみなさま・京北の木ネットのテントに来てくださったみなさまのおかげをもちまして,無事に終えることができました.心より御礼を申し上げます.


 秋から冬はまだまだイベントがございます.みなさまよろしくお願いいたします.



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